「膠質浸透圧解説講座」を開きました!

遡ること数ヶ月前のある日。

さとう式公認インストラクターの同期、はーにゃが「さっちゃんから膠質浸透圧の話が聞きたい」とつぶやきました。

 「いいよ。喜んで!」と即答。

なぜかというと「頼まれごと」というのは世の中の需要の表れだと思っているからです。そして頼まれるということは、それができる人だと思われているということ。ありがたいご神託です。

「膠質浸透圧」の講座なんてこれまでしたことなかったです。 でも、化学と生化学は大好き。私が面白くて仕方がないと思っているワクワク感が伝わって、聞いてくれている人がワクワクしてくれたらいいな、と思いました。

知的好奇心を満たすこと。

それは人間だけが持っている特別に大切な欲求だと思っています。

さすが企画力がある、はーにゃ。

彼女の呼びかけで瞬く間に8名の枠が満席になりました。今日、お越しいただいたのはこの方々。

受講されるかたがどのくらい化学について知っているかわからず、どこからなんの話をしようかな、としばらく悩みました。

いろいろ考えた挙句、講座の数日前にゴールを決めました。

「浸透圧と膠質浸透圧の違いは溶質を分画する半透膜の孔径の大きさの違いである」

これを理解してもらうこと。

そして当日を迎えました。

寝落ちせずにすべて聞くことができるのか?

受講者さんの若干の不安な表情と共に講座はスタート。

まずは浸透圧から。

「キュウリを塩もみしたら水がでるのは浸透圧なのか?」

という質問に真面目に答えます。みなさんも真面目に議論します。

そして、

「もっとも身近なコロイドは牛乳です!」という説明でみんなの心が一つになりました!

途中で水分子に関する質問があったので少し脱線してお話ししました。水分子は地球上に現存する分子の中で私がもっとも好きな分子。そのユニークさ。なぜユニークなのか?分子の構造、分子内の分極、水素結合と沸点の特異性についてお話ししました。

院生時代に山ほどインプットした、細胞膜の脂質二重層や膜タンパク質の話もできて嬉しかったです。

 楽しかった〜〜〜!

そんな、化学・生化学にめっぽう強い私ですが、漢字には非常に弱いです。実は小学3年生の漢字から怪しくて、当時のテストも赤点近かったし、小学4年生の娘にはすでに負けています。

証拠写真がこちら。

毛細血管へき、ってさ・・・・。

これは同期の筒井陽子ちゃんが「いい写真撮れたよ」って送ってくれました。テヘ♡

他にも何個かうろ覚えな漢字がありまして、そこは全てひらがなになりました。

「弱点をさらして私たちに気配りしてくれている」「そこがさっちゃんの魅力だ!」「娘ちゃんと漢字ドリルしなよ〜」など、あたたかいご意見とアドバイスをいただきました。

今日の講座を総括すると、

とっても楽しかったです。

受講後のアンケートにも 「楽しかった」「今日の話をゆっくり落としこんでから再受講したい」そんなお声をたくさんいただきました。みなさんに楽しんでいただけて私も嬉しかったです。

今日は、私の「大好き」が皆様のお役に立って、喜ばれる瞬間を目の当たりした、本当に貴重なひとときとなりました。

ご受講していただいたみなさま。

そして、企画してくれたはーにゃ。

ありがとう!

次開催のリクエストたくさんいただいてます。ありがとうございます^ ^

こちらの講座も出張で承ります。

(*受講者3名さま以上でお一人3000円でお受けします)

skeletalbeautylab@gmail.com

までお気軽にお問い合わせください。

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