私、4月にぎっくり背中になりました。今回の症状について経絡的なアプローチによる手当と経過の記録。

今年の春は寒暖差が激しくて過酷でしたね。実は私もやられちゃった一人です(泣)

私の場合はぎっくり背中のような症状になり、一時は激痛で動けないくらいの症状になりました。医者の不養生みたいなものでお恥ずかしい。。。

筋肉を緩めるのは得意なので、激痛時に思いつく限りのセルフケアしました。でも、緩めるとほんの少し痛みが和らぐけどすぐに元どおり。鍼灸師の藤原美香さんに別件で連絡したときに「背中が激痛」と告げると手当の仕方を教えくれて、動けなくらいのところから2、3日で完全復活しました。ぎっくり背中は何度も経験していますが、こんなに早く、しかもすっきりと回復したのは初めてでした。

自分の身体の反応が面白かったので、その時の経過を記します。

4月の第3週から背中の下のあたり特に右側に痛みがありました。セルフケアでなんとかやり過ごしていましたが、いまいちスッキリとせず。

その週末の21日。真夏みたいな気候。フラのイベントで踊りました。張り切ったのでいつもより筋疲労したと思います。暑かったし冷たいビールがすすみました。

22日。昨日の疲れからか、寝起きから背中の痛みが悪化していました。その日も朝から真夏のように暑かった。早朝から息子を少年野球に自転車に送りました。その後、炎天下に小一時間ほど自転車で移動して、午後から男性お二人をがっつり施術しました。正直に告白しますと、その時すでに背中はかなり痛くて人様の施術をしている場合ではなかったんですけどね(泣)でも、まだ動けるし、お客さんが施術を受けられるのを楽しみにしてくれてるし、で、無理しました。夕方に帰宅したらへとへとです。暑かったし、ビール飲んで、焼酎のロックを飲んで早めに寝ました。

決定的な症状になったのはこの日の夜。

午前2時。背中の激痛で目が覚めました。どんな姿勢になっても痛い。仰向け痛い。横向き痛い。もちろん起き上がるのも痛い。痛みで朝まで眠れませんでした。動くと痛みが変化するから、おそらくは筋肉由来の痛みだろうなあとは思いつつ、なにしても痛い。「もしかして内臓疾患かも。。。」という不安にも襲われました。

23日。朝が来て立ち上がります。立ってるときは、腹斜筋と横隔膜を意識して締めれば、背中の負担が少なくなるからなんとか動けます。最低限の家事はできました。でも、長時間立つのと、体をひねるのと、前屈は痛すぎて無理。靴下も靴も履くのに時間がかかります(涙)午後に人と会う約束があったので腹筋を自力で締めて決死の覚悟で外出しました。ロボットみたいな変な動きだったと思います(苦笑)。

次の日に理学療法士の杉澤さんと鍼灸師の藤原さんと立ち上げた「骨格美人研究会」で「人体展」に行こうと予定していました。そこで「ぎっくり背中になったから延期してください」と伝えると、私の体調不良が美香さんの知るところとなり、自宅で自分でできる手当について教えてくれました。

なんというナイスタイミング!神様ありがとう!

私と美香さんのやりとりをかいつまんて紹介します。

私「ぎっくり背中になってしまいました(泣)」

美香さん「先週から背中を通る膀胱経という経絡のつまりがひどく、肩が上がらない、首、背中に痛みがある人が続出です。痛いのは右ですか?」

私「痛くなり始めたのは先週。右側からでした。今は僧帽筋と広背筋の重なっているあたりが激痛。夜中の2時に痛みにで目が覚めて、そこから痛みで眠れなくて。セルフケアしつつ、うとうとしながら朝を迎えました。歩けるし腕も上がるけど、背中を丸めるのとひねる動きで激痛です」

美香さん「典型的ですね。激痛の人が増えてるんですよね。この痛みには振動はあまり効果が出てないので、経絡的なアプローチの方がいいです。三焦経の外関と四瀆に置き針できるといいんですが」

とのことでした。

うちには置き針がないので、つまようじを束ねたもので美香さんに教えてもらったツボを刺激しました。膀胱経ということで水分代謝に問題があるのかもと予測してお尻の横をカイロで温めました(以前に美香さんに横尻をあたためると気が下に降りると教えてもらっていました)。その後ネットで膀胱経と背中首に聞くツボと調べ、上から順番に刺激。最後に足の裏の膀胱と腎臓の反射区を丁寧に指圧しました。

その段階で痛みは半分以下になりました。

24日の朝。痛みがかなり和らいだことを報告しました。すると美香さんから以下のお返事がきました。

美香さん「今回の痛み。メインは天柱にあたりに溜まっている熱気と気の淀みです。引っ張りおろす先を作ってあげないといけません。なので尻カイロ、正解。さらに下ろしたいので、かかとの外側、崑崙、金門あたりを押して痛ければ爪楊枝か爪で刺激。さらに膀胱経の終着点である、至陰、小指を時々引っ張ってみてください」

それを聞いて早速、至陰を刺激して、足の小指をひっぱりながら緩めました。

私「尻カイロ、やっぱり正解でしたか!昨日、尻カイロしたら背中からじっとり汗が出て来て痛みが落ち着いいてきたの。そのあとに膀胱経を上から順番に指圧。崑崙も金門も刺激したよ。そして、さっき教えてもらった、至陰を刺激したらかなり楽になったよ!」

その日は同じような手当を繰り返しました。並行して、LHJメソッドとさとう式でセルフケアをしました。停滞していた熱と気が動き初めてからは、筋肉を緩めるケアがものすごく効くようになりました。

次の日の25日は背中の痛みがほぼなくなりました。すごく早く、しかも、綺麗に痛みが治まって、私は感動しました!

美香さんは痛みが出始めてから湯船に浸かっていたかどうか気にされていました。冷えの度合いが変わるからと。私はお風呂が好きなので、毎日湯船につかります。夏でも浸かります。適切な手当で早く回復したのは、毎日湯船で温めているからかもしれまん。

そうそう、これからの季節、特に冷房の冷気を浴びた日は必ず湯船に浸かったほうかいいですよ。

美香さん、本当にありがとうございました♡

今回は経絡的なアプローチで熱と気を動かしながら、LHJメソッドとさとう式で水を動かしていたという感覚です。

そしてこの実体験を機に、経絡的なアプローチについて、いままでよりもさらに強く興味が湧いて来ました。というわけで先日、美香さんの温玉講習会を受講しました。温玉温熱療法で短時間で熱と気の巡りを改善できそうだなぁ。

気と熱と水を同時に動かすと身体が変わるのが早いですから。あの人にも、この人にも、すごく喜んでもらえそう。

これからの展開がワクワクです♡ 

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